溶接の用語集 溶接ワイヤ、溶接棒

ソリッドワイヤ

ソリッドワイヤとは、同質のみで作られた溶接ワイヤの事です。全姿勢の溶接が可能で、半自動溶接やロボット溶接でよく使われています。被覆アーク溶接棒よりも効率の良い溶接作業が可能です。

フラックス入りワイヤ

フラックス入りワイヤとは、ワイヤの内部にフラックス(アークの安定、脱酸効果のある物質)が含まれている溶接ワイヤの事です。ソリッドワイヤと比べると、スパッタが少なく、外観はしなやかに溶接できます。

TIG溶接棒

ティグ溶接棒とは、TIG溶接に使用される溶接棒の事です。母材に対し同質あるいは上質の溶接棒を溶融池に溶かし込む事で溶接を肉盛りさせます。

被覆アーク溶接棒

被覆アーク溶接棒とは、心線(溶接棒の断面中心にある金属)を被覆剤で覆った溶接棒の事です。
アーク溶接の場合、この溶接棒が電極となりアークを発生させます。

棒径

棒径とは、各種溶接棒の直径の事です。フラックスや被覆剤を施してある溶接棒の場合は心線の直径になります。

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私は溶接の仕事を始めて20年が経過しましたが、まだまだ勉強中の身です。それに加え無礼な表現もあるかと思いますが、溶接職人さんから日曜溶接のお父さんまで幅広い方々に閲覧していただけたら幸いです。


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