カテゴリー:溶接試験 不合格の実例
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溶接試験 不合格の実例 余盛り幅(小)
対象となる欠陥 : Wmax>13mm 不合格基準 : あってはならない 余盛り幅とは、溶接する母材の表面に盛り上がった溶接ビードの幅の事です。つまり肉眼で見えている溶接の幅になります。この余盛り幅が… -
溶接試験 不合格の実例 アンダカット(アンダーカット)
アンダカット(アンダーカット)とは溶接ビードの横の部分が母材表面よりもへこんでいる場合の事です。 溶接ビードの幅が開先幅まで達していない場合や、過大電流で起こりやすい欠陥です。 溶接部が熱による膨張収縮を繰り… -
溶接試験 不合格の実例 開口欠陥(ピット)
開口欠陥(ピット)とはビード表面に穴が開いてしまっている部分の事です。 対象となる欠陥: GⅠ 0.5≦Lmax6個 GⅡ N>3個 同じような意味としてブローホールと呼ぶ場合もあ… -
溶接試験 不合格の実例 余盛り高さ(裏ビード)
これは裏ビード(溶接した裏面)の余盛りの高さです。 対象となる欠陥 :H>3.0mm 不合格基準 :L合計>10mm 母材表面より3mmを超えた裏ビード(裏波)が10mm以上あると不合格です。 … -
溶接試験 不合格の実例 最終パス補修
世には様々な溶接試験があるのですが、この最終層の部分補修が許されている試験はありません。 これはまた派手に補修したもんですね。おそらく最終層での溶接でビード両側がアンダーカットになってしまったのでしょう。ま…