低価格YAGレーザ溶接機「UJ-025A」が販売開始しました
ユー・ダブリュー・ジャパン株式会社からYAGレーザ溶接機「UJ-025A」が販売開始となりました。
完全に僕の主観ですけど、レーザー溶接機と言えば、これまで高価なイメージしかないのが本音でした。
ウエルディングショーなどの展示会で動いてるのを見た事はありますが、営業さん同士のトークを端で聞いてると「億」って言葉が出て、何も悪い事してないのにその場からダッシュで逃げ出した事もあったり、勝手に高価なモンだと思ってました。当然、性能で金額は変わるのでしょうけどここまで安いモデルが販売されたのには驚きました。
参考記事 低価格YAGレーザ溶接機「UJ-025A」販売開始。
(以下引用)
本体価格は、これまで同種製品が380~410万円と高額であったことに比較して、中国メーカが、装置の仕様を日本の環境に適合させた製品化を実現したことで、278万円(単一分岐本体価格。)という低価格での販売が可能となった。
*出射ユニット、光ファイバー等の光学系選定と、輸送費、現地調整費が別途必要となります。
(引用ここまで)
278万円て!
あのYAGですよYAG!
とてつもない時代になってきた気がする。一人で悶々と溶接作業してたら完全に時代から置いて行かれそうだ。
と、不安の反面、こんなに安く買えるなら、従来やっていた溶接作業を何か変えていけないか考えてもいい気がしてきた。
つまり買ってもいい気がしてきた。
あ、買いたくなってきた。
(ここから引用)
UW-Jは、UW社製品のASEAN+3地域の販売・保守サービスと、日本国内での販売拠点として、本年8月に設立。日本国内においては、YAGレーザ溶接機「UJシリーズ」は、500Wまでの電子部品等の精密接合用途を中心にラインナップ展開を予定しており、従来価格が高く、『ハードルが高い』とレーザ溶接にイメージを持っている顧客層を視野に販売展開を行う考えある。
レーザ実験室では実機および治具・測定装置を用意し、サンプル実験は無償で実施していく計画で、今後は、得意分野であるレーザ溶接機や特殊な光学、周辺機器設計をはじめ、『製品の保守サービス』に注力し、選定しやすい低価格なレーザ溶接機製品の販売に注力していく。
(引用ここまで)
レーザー溶接機に対するイメージが変わりそうです。
機械の性能に適した新しい分野で上手く使えば、この先の見えない今を切り開けそうな気がする。
でも、設備の費用が安く済むぜーって考えてると肝心の仕事自体が機械に比例して安くなりそうな時代なのが困るんだよねー