溶接欠陥– tag –
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スラグ巻き込みとは?溶接ビードに残る“黒い異物”の原因と対策
溶接が終わって外観を見てみると、妙にビードがガタついていたり、削ってみたら中から黒いカスのようなものがポロッと出てくる……。それが「スラグ巻き込み」。目立たなくても強度に大きく関わるこの欠陥は、ちょっとした気の緩みや手順の省略から生まれる... -
ブローホールとは?溶接内部にできる“空洞”の正体と防止策
溶接が終わったあと、見た目はキレイなビード。でも──中を削ってみたらポコポコと穴が開いていた。 こうした溶接内部にできる孔(あな)のことを、「ブローホール(blow hole)」と呼ぶ。外から見えづらく、検査で初めて発覚することも多いこの欠陥。実は... -
目違いとは?溶接後にできる“段差”が命取りになる理由と対策
「ビードはきれいについてるのに、なんかおかしい」そんなとき、目をこらして見ると──母材同士がズレていて、段差ができている。 これが「目違い(めちがい)」と呼ばれる溶接不良。パッと見では溶接そのものに問題がないように思えても、構造的には大きな... -
オーバーラップとは?“乗っかるだけ”のビードが危ない理由と対策
溶接で「ちゃんとくっついたはずなのに、なんか強度が出てない」っていうこと、ある。その原因のひとつがオーバーラップ(overlap)。ぱっと見ではしっかりビードが盛り上がってるように見えるけど、実は母材ときちんと溶け込んでいない、つまり“乗っかっ... -
アンダーカットとは?小さな“溝”が命取りになる理由と防ぐコツ
「アンダーカットが出てるからやり直しだな」現場でこんなセリフを聞いたことがある人、少なくないんじゃないだろうか。 アンダーカットというのは、溶接のビード端にできる“溝”のような欠陥で、見た目にはちょっとした凹みでも、構造的には意外と重大な問...
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