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溶接試験 不合格の実例 余盛り幅(大)
余盛り幅とは溶接ビード表面の幅です。 対象となる欠陥:Wmax>30mm (ビードの曲がりを含む) 不合格基準 :あってはならない 不合格基準が「あってはならない」だなんて冷酷に告げられてますが、溶接の幅が必要以上に増えるのはやはり駄目なのです。... -
溶接試験 不合格の実例 目違い
対象となる欠陥:≧0.5mm 不合格基準 :L合計>20mm 目違いとは突合せ溶接で起こる欠陥で、溶接し合う母材の高さがズレて段差が出来ている状態を言います。 判定基準は0.5ミリ以上ずれた部分が20ミリ未満なら良しとの事。画像は試験片の裏面で、左端が20... -
溶接試験 不合格の実例 余盛り高さ(表ビード高さ)
対象となる欠陥:H>5.0mm 不合格基準 :L合計>10mm 余盛り高さとは母材表面を0として溶接ビードの高さが何ミリあるかを意味します。 判定基準は高さ5ミリ以上の溶接ビードが長さ10ミリ以上あったら不合格となります。 一定の速度で溶接するのが基本な... -
昔は日当5万!? 今どきの溶接工、ほんとの年収ってどれくらい?
溶接の世界へようこそ。昔は“夢の職業”だった!? 今も昔も、そしてこれからも。この社会から無くならない、地味だけど超重要な技術――それが「溶接」。 なんだか難しそう?覚えること多そう?うん、確かにそうかもしれない。でもね、バブルの頃にはこんな話... -
ハステロイ(MA-22)の溶接
ハステロイの仕事が久々にきました。 ハステロイとは主にニッケル基の耐熱・耐食合金の事です。 聞きなれない金属と思う方もいると思いますが、日本では一般的になりつつある金属です。耐腐食性が必要な時によく使われます。 さてそのハステロイですが、け...