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溶接試験 不合格の実例 目違い
対象となる欠陥:≧0.5mm
不合格基準 :L合計>20mm
目違いとは突合せ溶接で起こる欠陥で、溶接し合う母材の高さがズレて段差が出来ている状態を言います。
判定基準は0.5ミリ以上ずれた部分が20ミリ未満なら良しとの事。画像は試験片の裏面で、左端が20ミリ以上段違いになってしまっています。
これは仮付け時に面を整えてなかったか、溶接歪みを防ぐ治具でしっかりと拘束してなかったのが原因かと思います。
試験場では冷静さを欠きます。制限時間は十分にあるのであわてずに作業すればこのような欠陥はまず出さないと思います。 まあ、十中八九慌てるんだけどねー。
とにかく、綺麗な溶接が出来てるにもかかわらずこれで不合格だったら凄~く悔やまれますのでご注意ください。