2016国際ウエルディングショーに行ってきました

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溶接祭り開幕!
自称溶接マニアの僕としては意地でも行かなくてはいけない恒例行事。開催数日前からドキドキとワクワクが止まらずに寝不足になりそうなテンションでした。遊園地に行くより笑顔で行きましたからねハイ。絶叫できるかなぁ。

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前々回記事で全員集合!なんて言いましたけど会場着いたらスゲー人多い!
マジで全員集合してんじゃん、このサイトの影響力半端ねえな、とポジティブに思い込みつつ会場にゲートイン。拳を高々と挙げて入場してたヤツ見た人います? すいません、そいつは僕です。

今回はせっかく大阪に行くって事で家族全員で大阪入りしました。ただし嫁と子供はUSJにぶち込んで、僕だけここに来たんですよ。なのでどーしても時間的余裕が無く、全部を見れなかった・・
見渡す限りに興味沸くブースが多くて溶接マニアとしては残念すぎます。せめて立ち寄ったブース全部レビューしたかったんですけど、今回は日鐵住金溶接工業さんのブースをピンポイントでレビューします。前記事からの流れもあるしね!
もう次回開催の時は朝から晩までじっくり見てやろうと今から心に決めつつこの記事を書いてます。

日鐵住金溶接工業のブースってどうよ

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洗練された配色で未来的なイメージを感じるブースです。プラズマ関連以外にも展示されていた製品が多数ありました。

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ダブルのシールドガスで亜鉛の蒸気を飛ばし、亜鉛メッキ鋼板でもタングステンの交換頻度を減らすことができるDSプラズマとタングステンを自動で交換する実演も行われました。ロボットによるMIG溶接で電極チップを自動交換するのは過去に見た事あったんですが、タングステン自動交換は初見です。亜鉛メッキされた材料は溶接が上手くいかず、尚且つ電極チップやタングステンの激しい消耗が避けられませんでした。その処理や方法が悩み所だったんですけど、これは革命的ですね。自動溶接のさらなる効率化が期待できます。

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溶接サンプルが多数あります。大勢の方々が興味津々で見てますね。
僕もプラズマ溶接が前評判通りの凄さか確かめたくて「刑事さんですか?」と言われんばかりの険しい形相で溶接サンプルを睨みつけます。噂が本当か確かめてやろうじゃねえか。

プラズマ溶接恐るべし

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開先無しでステンレス板厚9mmの突合せ、ホントに出来てるじゃないスか!
何とコレ、溶接ワイヤーを使ってないんです。それでいてちゃんと余盛が出来ているんですよ。スゲー!
高すぎる余盛は溶接強度が低下するんですがこの高さの余盛はベストです。グラインダーでビードを削る場合でもかなり楽になりますね。ビード外観は半自動溶接のフラックス入りワイヤーの溶接ビードかMIG溶接に近い感じ。つまり馴染みがあって従来の溶接法と比べても違和感のない仕上がりです。ただ、溶接ワイヤーを使わずプラズマの熱で裏まで溶かす事が出来ているのか?

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完っ璧に裏まで溶けてるね!ワイヤー使ってないのに何だこれ!
完全溶け込みを証明する裏波が見事に揃ってます。完璧すぎるよ日鐵住金さん。プラズマ溶接機が発生させるアークの力凄い。1層1パスでコレだもん。このサンプル、ほとんどと言っても良いくらい溶接歪みがありません。これもプラズマ溶接の特徴の一つなんです。
時間と溶材が低コストで済む上に作業者の肉体的負担も少なくなるのは間違いないね。さらに言えば、プラズマ溶接はスラグやヒュームも発生しません。溶接中の音も静かです。環境衛生の面でも優れた溶接法と言えます。

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ステンレス0.5mmの極薄板でもこの仕上がり。1mm~2mmくらいでロール形状のダクトなんかをTIGでモタモタと不安定に溶接してあるのよく見ますけど、もう量産するならプラズマ溶接機を導入しちゃいなさい!

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すみ肉溶接もご覧のようにバッチリです。

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右がロールした薄板と左がバフ研磨したもの。左のやつどこを溶接したか分からない仕上がりですよね。これはピンホール、ブローホール、アンダーカットさせてない溶接って事になります。アンダーカットしてると、ビードを母材表面より深く削りこまないといけなくなり、仕上がりがボコボコになっちゃいます。継ぎ目が分からないくらいのバフ仕上げが出来るって事は、溶接欠陥が無い証明にもなります。

簡易型プラズマシーム溶接装置が喉から手が出るほど欲しい

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色々展示されている今回のブースの中で、やけに存在感ありありで展示されてる品物。それがこの簡易型プラズマシーム溶接装置で溶接された円錐体形鏡板です。
家の玄関に飾りてぇ~。展示させ方が良いのか、こんなカッコイイ鏡板見た事無いわ! この鏡板も喉から手が出る程欲しいんだけど、ホントに欲しいのは溶接機のほうね。
僕はこんな形状の材料をよく扱うのでこの仕上がりがいかに凄いかよく分かります。
この辺り次回の記事で書いてみたいと思います。
次回の記事

最後に、今回は日鐵住金工業株式会社様にスポットを当てた記事となりましたが、今後開催される様々なイベントに参加した際にはより多くの企業を取り上げていきたいと思っています。
以上で「2016国際ウエルディングショーに行くには行ったけど、家族にせかされて時間は無いわ、色々見たかったけど見れなくて半泣きだわ、でも良い物も見れた」の記事とさせていただきます。

icon-hand-o-up 記事で使用している画像は2016ウエルディングショー日鐵住金溶接工業様の展示ブースより撮影させていただきました
この記事でプラズマ溶接機にご興味を持たれた方は、日鉄住金溶接工業 技術情報ページ こちらも閲覧してみて下さい。

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私は溶接の仕事を始めて20年が経過しましたが、まだまだ勉強中の身です。それに加え無礼な表現もあるかと思いますが、溶接職人さんから日曜溶接のお父さんまで幅広い方々に閲覧していただけたら幸いです。


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