稼ぐ溶接工ランキング 第8位 金型補修

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世界中から高い評価を受け続けている業界の発展を支え続けている職人。

第8位 「金型を溶接、補修する溶接工」

金型製作は製造業全体に関わりがあり重要で高度な技術が必要な仕事です。
金型を溶接をすると言っても、よくある溶接製缶物のように部品を組み合わせて溶接するのではなく、フライス加工機や旋盤加工機などの工作機械で金属を削り出して作っていきます。
ではどこで溶接が行われるかと言うと、金属がプレスの繰り返しで磨耗してしまった部分の補修や角の部分を損傷させて欠けてしまった時に肉盛り補修などをします。その他には金型表面だけ異種金属を使用したい時に肉盛り溶接をします。
溶接の種類は、ロウ付け、ガス溶接、TIG溶接などに加え最近ではレーザー溶接も使われています。被覆アーク溶接は今では少ないかな。

「なんだそんなもんか」って感じですか。
わかりました。金型を溶接するって事がいかに技術が必要かご説明しましょう!

まず金型で主に使われる材料が超やっかい。
工具鋼って呼ばれる材料を使うんだけど、焼きが入りやすくてもう!何も考えずに溶接すれば見事に割れます。100%割れます。

代表的な工具鋼の一例

SK-1 炭素工具鋼
SKT,SKS 合金工具鋼 (低合金工具鋼)
SKD 合金工具鋼 (冷間ダイス鋼、熱間ダイス鋼)
SKH 高速度工具鋼 (ハイス鋼)
鋳鉄 (勘弁してくれってくらい溶接困難な材料)

工具鋼を割れないように溶接するには無数にある金属材の性質を熟知していなければなりません。
予熱や後熱処理が当然必要となります。
レーザー溶接は予熱の必要のない溶接法なんだけど、たくさん盛る場合なんか辛いんじゃないかな。とにかく肉盛りしたいならプラズマ粉体肉盛溶接法を使うほうが良いでしょう。まあ、溶接法自体が全然違うんでその条件次第って感じ。

では、気になる年収ですが、知識経験ともに兼ね備えた熟練工ともなれば700万以上は稼げるようです。

金型を溶接できるような職人の中の職人になるには

上でも書きましたけど、扱う材料の知識を豊富に身につけなければなりません。
溶接表面は最終的に切削機械で仕上げるので、蛇行しない溶接や外観を重視した溶接などは必要ありません。必要なのは入熱量を見極める勘と欠陥のない溶け込みをさせる事。
金型に関わる熟練工が希少になりつつある今、この道に飛び込め。
電話1本で駆けつけ、その場で修理できる溶接工になれ。

最近は溶接機の性能が向上しているので一昔前よりは設備次第で容易に行えると思います。
精密な金型では溶接を採用しない場合がありますが、成形する製品の外観をさほど重要としない場合には需要がとても多い業種です。

こちらはUW JAPAN株式会社様のYAGレーザー溶接機を使用した金型補修動画になります。
色々書いたけど・・ 今の時代、この機械の実力で簡単に補修できちゃいそうだね。実に興味深い動画です。

 icon-arrow-circle-right UW JAPAN株式会社

 icon-caret-square-o-right 金型修理の溶接工になりてぇ!と考えたなら

この調査結果は「溶接の道メールフォーム」よりメールを頂いた方の中から集計した結果です。
この業種の収入を決定付けるものではありません。
あくまでも参考としてお考え下さいますよう、よろしくお願い致します。

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私は溶接の仕事を始めて20年が経過しましたが、まだまだ勉強中の身です。それに加え無礼な表現もあるかと思いますが、溶接職人さんから日曜溶接のお父さんまで幅広い方々に閲覧していただけたら幸いです。


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