溶接動画 SUS薄板下向き突合せ(TN-F)

日本溶接協会の技能者評価試験であるTN-Fの動画を紹介します。

TN-Fとはステンレス材の3mm板を下向きで付き合わせ溶接する資格の試験の事です。板の下からもアルゴンガスを当てて裏側にも溶接ビードを出さなくてはなりません。なので3mm程度の板の溶接ならば通常1層の溶接で完了なんですが、この場合1層目で裏波を出し、2層目で表面盛りをするのが簡単な方法になります。

勘違いしやすいのが
TN-Fはステン材、TN-1Fはアルミ材、T-1Fは炭素鋼(鉄)の試験です。

溶接試験の中では最も簡単な部類の試験なのでさほど価値の無い動画のようですが、この投稿者の狙いは違うポイントにあったようです。

1層目は加棒しないで両手でしっかりとトーチを動かしています。さぞ安定した溶接かと思いきや全然安定してませんw さらに2層目は例のごとくギクシャクしたローリング。おまけに溶接の盛りが足りないのか溶かしすぎで落ち込んだのかアンダーカットが酷いですねw

溶接している当人には申し訳ないのですが、投稿者は笑いを狙ってると思うんですよ。
おかげさまで楽しませていただきましたw

でもアレです。溶接経験が2,3年くらいだともっと下手な人いっぱいですよ。他の職業だったら2,3年やってればそこそこ仕事になる所なんですが溶接ではまだまだです。一人前になんて一生掛かってもなれないかもしれない世界なんです。

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私は溶接の仕事を始めて20年が経過しましたが、まだまだ勉強中の身です。それに加え無礼な表現もあるかと思いますが、溶接職人さんから日曜溶接のお父さんまで幅広い方々に閲覧していただけたら幸いです。


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